メモ帳にしてます 〜33歳で死別経験した男の2ndライフ〜

33歳で死別経験した男の2ndライフ日記。メモ帳のように書いて行く

ふるさと納税にも終活!?

富山県砺波市は、ふるさと納税の返礼品として、お墓の見守りを加えました。

 

内容は、新型コロナウイルスなどで墓参りに来られない人に代わり、清掃や供花を行ことです。

 


 二万八千円以上の寄付者が対象で、指定された市内の墓を一回、水拭きや草むしりなど清掃して花を供え線香を上げること。

現状と清掃後、作業中の写真を報告書としてメールなどで送る。墓の見守りサービスを手掛ける石森石材が担当する。


 五年ほど前からサービスを始めた同社によると、例年、墓掃除に帰省する息子らがコロナのため帰省しないとして、今年は地元の高齢者からお盆やお彼岸に注文が相次ぎ、例年の一・五倍に増えた。コロナでメディアに取り上げられてサービスの周知が進んだことから市に提案。同社の担当者は「たくさんの人に利用してもらえれば」と話す。

 

 

このように終活に繋がるサービスも、どんどん出てきています。

 

終活が一般的な活動になる日は、近いかもしれませんね。

 

終活とお葬式

終活と言えば『葬儀』と言われるくらい、イメージも強いとこですね。

 

その理由は、人生で必ず訪れる自分の【死】があります。

ここを意識することから、終活は始まるからです。

 

 

 

葬儀屋さんが自社のサービスの一環で『友引』の日に会館でよくやられていますよね?

折込チラシでもよく見ます。

皆さんにとっても終活は葬儀屋さんで行う思われる方もいると思います。

 

それほど、自分の葬儀をキッカケに終活を始められる方が多いのです。

 

 

では、まず初めにご存知ない方もいると思いますので、ここでお葬式の流れを書いていきます。

※一般的な流れですので、実際は事が多少前後したりします。

 

〜1日目〜

ご逝去(病院以外で亡くなられた場合は、警察の介入があります。)

※大切な方が亡くなった絶望の中、警察の調べに対応しなくてはいけないので、本当に辛いです。

ご遺体を御自宅や指定の場所までお送りします

連絡を回します(家族、親戚・会社・友人・葬儀屋・僧侶など)

打ち合わせ(喪主は心身共に疲労しているので、正常な判断ができない状態です!!ここで大事なのは、わからないからと言って葬儀屋さんに言われるがままの契約は絶対にやめましょう!!)

※葬儀の最多トラブルは、費用に関してです。勝手に追加料金を足していき高額請求してくる事が多いです。

※お布施代などのお坊さんに払う金額は、葬儀屋さんとの契約金のは含まれていないので、葬儀代+お布施代と考えましょう。

納棺(ここで最後の身支度である死化粧をしたり、湯灌をします。)

通夜(亡くなった翌日にする場合がほとんどです。なので喪主は気持ちの整理が全くできていない状況で執り行うことになります。)

 

 

香典返しは「おこころざし.com」

 

 

 

 

〜2日目〜

葬儀・告別式

搬送(棺にお花や思い出の品を入れます。)

※一緒に燃やす事のできない品物が多いため、事前に確認を取っておきましょう。

火葬(遺骨を全て持ち帰るまたは一部を持ち帰ります。分骨するご家庭もあります。)

初七日法要・精進落とし(葬儀・告別式の後などに、続けて初七日法要を行う事が多いです。)

帰宅(四十九日法要までの間、白木の祭壇を設置して供養します。)

 

 

 

ここまでが従来のお葬式の流れになります。

大切な方が亡くなってから悲しみの中休む間もなく、やる事が多すぎて喪主は本当に大変です。

 

 

 

 

 

私自身、妻が亡くなって最初の二日間何をしたかの記憶が曖昧です。

 

人との会話はほとんで覚えてないですし、何が起きてたか断片的にしか覚えてないです、おそらく思い出したくないのでしょうか?

 

 

それでも亡き妻の事は今でも、ふと思い出したりする時はあります

そうゆう時、胸の奥って言うんですかね?苦しくて辛いんです。

 

 

 

もっと出来たことがあるんじゃないのか?

 

 

あの時、、、、とか考えちゃいますね

 

 

 

もう何もかも出来ない状態ですから、悔やむしかないんです

 

 

 

だからかな、今そしてこれから私の心の支えになってくれている彼女には出来る限りのことをしたい。

 

 

もう2度と後悔することがないようにしたいと思います。

 

 

 

 

 

 遺品整理のことなら【ライフリセット】

 

 

一周忌法要を終えて

 

2020321日、亡き妻の一周忌法要が無事に終わりました。

本日22日は命日です。

 

あの子が亡くなって今日で1年になるのか、、、と今も不思議な気持ちになります

まだ信じられないんです。頭ではわかっていても、どうしても心では、、、って感じですね

この1年はとても長く感じました

何十年先だと思ってた事がまさか自分の身に起こるなんて、、、、

 

 

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お世話になったお寺さま


昨日の出来事

位牌と遺影を準備して、一年ぶりに着る礼服。。

こんな時しかスーツなんて着ないから全く似合わないんだな

あの子が 居たら似合わなさすぎて笑われるんだろうなって思う

 

夜の仕事をしてた時のスーツ姿とは違いすぎて自分でも笑っちゃう

こんな時でも笑えるんだって少しだけ悲しくなるけど、いつまでも悲しんでいれないからな

早く笑って過ごせるようにならないとな。

 

なんて事を朝からやって

お寺さんに着くと、既に親が法要の準備をしてました。

本当なら施主である私がしなきゃいけないんだろうけど、ちょっとね、しんどいんです。

 

四十九日も初盆も、あの子の事を思いながら何かをすると涙を流す以外何も出来ないんです

 

なので今回の法要も、準備やら何から何までやってもらいました。

うちの親でさえ喪主の経験なんてないですが、他の方の手伝いなどでやった事があるのでね

お任せ致しました。

まだあんまり考えたくないけど、いつかは親の葬儀だとか色々とやる事になるので

その時は、しっかりと働きます。

 

そんなこんなで、準備をしていると両家集合。

 

揃って五分前集合!!

 

着いたら挨拶も軽く交わした後、法要開始

 

う〜ん、、、、お経を聞くと実感させられる。

と言うか思い出すんです

 

 

通夜の時告別式に時四十九日法要の時ずっと頭の中で流れるんです

 

 

思い出って蘇ると、その時の感情まで一緒に蘇りますよね

 

辛い、痛い、悲しい、苦しい

 

 

一緒に思い出したくない感情もくるんです。

でも忘れたくない。どんな思い出も忘れたくないんです。

どんなに痛くても、どんなに苦しくても忘れていい思い出なんて一つもないんです。

 

そんな中、法要の最中で一番悲しくなる所は、焼香の時です。

 

それ以外は、本当にお経を聞いてるだけで良いんですけど

 

焼香って手を合わせて人それぞれ故人を偲ぶじゃないですか?

 

もうね、辛いの一言です

手を合わせながら涙出てきて悲しくて、少しの間その場から動けないんです。

 

まぁ施主なんでね、そんな状態の私でもみんな優しく見守ってくれたんです

 

1時間の法要も終わり、両家で食事会。

 

他愛もない話から、あの子の昔話、親でさえ知らなかったあんな話まで

あっという間の2時間でした。

 

甥っ子たちは大人の話についていけず早々にリタイアしてYouTubeで遊んでました。

こうゆう時に時代を感じます。

 

法要の時に思う事の一つとして

妻の事や、私の事を思ってこうして集まってくれる人たちが何人でもいい。居てくれるなら、私が笑顔になって元気に過ごせるようになるのが、支えてくれる人に対しての恩返しなんじゃないかって。。

 

そんな姿を1日でも早く見せれるように、セカンドライフをあの子の分まで謳歌しましょう。

 

では皆さま、また一年後の三回忌。

こうやって全員集まれる事願っています。

本当にありがとうございました。私は五十回忌まで生きて法要を致します。

 

五十回忌の次は百回忌なので、それは無理です。134歳になっちゃいますからね。

いくら年月が経とうと、出来る事を全力でやるだけです。

 

ただそれは、未練でもなく思い出に生きる訳でもなく

感謝の気持ちです。ありがとう。

 

 

私のこれからは先に進む事が大事だと思います。

それに私には、支えてくれているとても大事な方もいます。

 

過去に生きる訳じゃなく、思い出の中に生きる訳でもありません。

今を、これからを生きていきゃないといけないんで。

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Instagram post by 竹元拓也 • Nov 24, 2019 at 12:32am UTC