お葬式にかかるお金事情
『ご臨終です』から始まる、お葬式の金銭問題
死亡証明書はタダではもらえません。
しかもこの金額は病院が自由に決めれる事と、この証明書がないと火葬する許可証がもらえません!!
つまり!!お葬式をあげることが出来ないんです。
更に、戸籍上で死亡したことにならない為、相続手続きなども出来ませんし、住民税などの税金、民間保険の請求手続きなどが出来なくなります。
ここで重要なのが、一枚は必ずもらえますが仮葬場以外でも必要になってきます。
一定期間が過ぎると、請求先は役所から法務局になり更に特別な事情がない限り再交付してもらうのは難しいです。(一枚1万円かかる場合もあります。)
しかし対策はとても簡単です!!コピーを取って置きましょう。
一枚取っておけば、後の手続きや請求で必要になっても困ることはありません。
死体検案書
医師が、死亡を確認して、死因や死亡事故などの鑑別を行います。
病院で亡くなった場合は特に問題なく処置されますが、自宅や外出先で亡くなった場合は警察の介入があります
。これは事件か事故か?をハッキリと調査する為です。
ここにかかる費用もピンキリのようです。
全国調査した結果があるのですが、平均値段が7000円 最高値は63000円でした。
病院が紹介する葬儀会社は高い
これは本当です。葬儀会社にとって病院は大切な取引先です。
なので、謝礼として一件数万円支払っています。
しかしここが問題なんです!!
葬儀屋は売上から謝礼を支払うのではなく、お客さに支払わせるんです!
手口はとても簡単です、葬儀費用に紹介手数料を上乗せして請求します。
例 葬儀代215万円=(葬儀200万円+謝礼15万円)だとすると
病院に支払うのは15万円ではなく5万円で、残りの10万円は葬儀屋の懐に行きます。
このように無駄なお金がかかるだけなので、病院が紹介する葬儀会社は基本やめた方がいいです。
病院側は葬儀屋に紹介してもしなくてもさほど変わらないので、断ってもなんの問題もありません。
※正しい葬儀会社を選ぶには、直接葬儀会社がやっている説明会に行き気になることは何でも聞いて来てください。または、終活ガイドに相談して紹介してもらいましょう。ここでは紹介料などは発生しませんのご安心を。
死化粧
『湯灌』のあとに、施す化粧。
顔が青ざめていたりするので、顔色を整えます。他には入れ歯を外し脱脂綿を口に含んだりします。
この時に、生前に使っていた化粧品を使ってもいいのでご家族で行っても構いません。
この『湯灌』と『死化粧』を業者に依頼するといくらかかるかご存知ですか?
ざっとですが、5万〜9万円ほどかかります。
私の体験談ですが、ここは業者の方にお願いしていいと思います。
全てやってもらってもいいですし、一緒にやってもいいんです
綺麗な状態でお見送りしたいです。
葬儀以外にかかる費用
・ご遺体のお迎え、安置 ・寝台車
・枕飾り ・保冷剤 ・棺
・納棺用布団、仏衣 ・納棺料
・祭壇、祭壇周り飾り ・線香、ろうそく
・遺影写真 ・霊柩車
・自宅祭壇 ・運営スタッフ
※自社斎場を持つ葬儀会社の場合は、上記に「斎場」が含まれます。
葬儀そのものにかかった葬儀費用(飲食・返礼品費用、お布施を除く)の全国平均額は約117万円です。
具体的な値段が決まっていない物
①心付け ②御礼 ③お布施
具体的な値段がないだけで相場はある程度ありますが、地域や宗派によって様々なので、終活の一環として事前に調べておいた方がいい項目です。
思いもよらない出費に、嫌な思いなんてしたくないですよね。
私の場合ですが葬儀代に含まれていない物として
③のお布施は、30万円の支払い(浄土真宗の相場と聞いてこの金額です)
四十九日法要や一周忌では、お布施の1割にあたる3万円を支払いました。
①と②は支払っておりませんが実際は払いました。
どうゆう事か?答えは簡単です。
そのようなものは結構ですと言われていたんですが、葬儀代に含まれていたんです!!
↑これは葬儀が終わって数日後に、支払い担当者がうちにきて明細をい見て初めて知りました。
おかしいと思い、その分の支払いを拒否しようとしましたがお得意の『葬儀代とはこうゆうものなんで、金額を変えることは出来ません、お支払いください。』と某大手葬儀屋。
誰に相談すればいいのかもわからず渋々支払ったのは辛い記憶ですね、妻の葬儀を金儲けに利用された気持ちになり悲しくなります。
ちょいまとめ
いざと言う時のために、しっかりと事前に相談、準備をしておく。
当たり前のことですが、ものすごく大切な事なのでしっかり行いましょう!
・葬儀会社選びは説明会などに行き、納得がいくまで話を聞く。
・不審な点、不安な点がなくなるまで調べた上で、葬儀会社に想いを託す。
・葬儀以外でも、何十万円とお金がかかる為、何回でも見直し、聞き返し、納得いくまで内容を確認すること
身近に相談できる人がいない場合どうしたらいいのか、わからないと思います。
そんな時は終活のお手伝いをしている『終活ガイド』にご相談ください。
前回の記事も併せてお読み下さい