終活における、医療編
どうも!!終活ガイドの竹元です!
今日は、終活の医療について書いていこうと思います。
現代社会は医療技術の進歩により、多くの命が救われるようになりました。
しかしまだまだ原因不明の病気や、進行しすぎて手の施しようのない状態にまで陥ってしますこともあります。
多くの人はその時になって、ようやく命と向き合います。
残された時間を誰と?どこで?どうやって過ごすか?考えることはたくさん出てきます。
最期の時をどのように過ごすのか、いざという時ではなく、今考えてみませんか?
状況によって考えるポイントは違ってきます。
終末期
死に至ることを回避できず、余命数ヶ月以内のこと。
緩和ケア
疼痛軽減など、対症療法を主とした医療行為
患者とその家族のQOLの維持、向上を目的とする。
ホスピス
死期の近い患者さんに安らぎを与え看護する施設。
在宅医療
定期的な在宅医療
往診とは、急変時やその他、患者さんや家族の要望に不定期に行う在宅医療のこと
リビングウィル
医療行為への同意は、あくまで本人にしかできません。
例外は、患者さんの容態が急変したり、意識がなくなった時などは、今後の治療方針を家族が決めなくては行けません。人の生死に関わる決断には責任が伴います。そのような苦渋の選択に悩ませないためにも、しっかりと意思をご家族に伝えておきましょう。
延命について
死が間近に迫り人工呼吸器や心肺蘇生装置などを装着して患者さんの死期を延ばす治療のこと
少数ではありますが、回復の見込みがほとんどない患者さんにでも、ただ死なせないためだけに行われる延命治療を行う病院は少なからずあるのが現状です。
延命治療の難しいところは、本当に患者さんの尊厳が守られ患者さんのためになっているのか?
一度初めてしまうと、簡単にはやめれません。
命を繋ぎ止める治療の最後を決めるのに、ためらい躊躇します。
家族は少しでも長く生きてほしい、少しでも良くなって欲しいと願い、延命治療をします。
本人の意思とは違ってもです、、、もしこれを読んでいるあなたが、延命治療を望まないのであれば
『尊厳死宣言書』を作っておきましょう。
作成することによって、家族は医師と相談して補液の中止を行っても倫理的に認められます。
こうすることで結果として、尊厳死になります。
《尊厳死》
人間としての尊厳を保って死に臨むことであり『インフォームド・コンセント』の一つとされる。
《安楽死》
助かる見込みのない病人、又は本人の意思により希望に沿って死に至らせること。
終活では、医療関係者との連携は多岐にわたります。
在宅医療連携拠点(市町村・医師会など)
在宅療養支援病院 在宅療養支援診察所
在宅療養後方支援病院 訪問看護
介護サービス事業所 地域包括支援センター
など一例を書くだけでもこれだけあります。
どこに行けばいいのか?誰に相談したらいいのか?
少しでも悩んだら終活ガイドにお聞きください。
次回は【介護】について書いていこうと思います。
では、また!!