メモ帳にしてます 〜33歳で死別経験した男の2ndライフ〜

33歳で死別経験した男の2ndライフ日記。メモ帳のように書いて行く

生前整理は40代からやる

生きているうちに身辺や財産の整理をする「生前整理」。

 

今や20、30代でもやっている人がいるそうです。

亡くなった後に死後整理を行う人の負担が減るだけでなく、相続や引き継ぎに関して行っておくべき問題点にh早く気づくことができ、自分の人生の「やり残し」が回避できるという利点もあります。

 

 

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生前整理とは

生前整理とは、生きているうちに自分の財産や持ち物などを整理して、不要なものや遺族が処分に困るものをあらかじめ処分しておくことです。

 

「断捨離」という言葉で知られている様に、「もの」を捨てたり誰かに譲ったりして「減らすこと」が大きな目的となります。

処分できなかったものについて、どれをどのように処分するかを誰かに依頼しておくことも、生前整理といえるでしょう。人生後半期に向けた身じまいです。

また、高齢になって子どもと同居したり、高齢者住宅や介護施設等に入居したりするときには、現在の家にあるものをすべて持っていくわけにはいきません。

家の中がゴミ屋敷のようになってしまって、自分や家族が生活しづらい場合や、介護する人が困るという場面もあるでしょう。

これらのように死後に備えるのではなく、生前に必要に迫られて荷物の処分を行うことを「生前整理」と呼ぶ場合もあります。こちらは時間との戦いです。深く考えずにバッサリと切り捨てる覚悟が必要です。

生前整理はある意味、長年の暮らしを変えることでもあります。死後の準備であるとともに、人生後半期の生活を考えるという点で、終活の中では、どんな人にも関係が深い分野です。

生前整理には体力・気力が必要なので、高齢になってからではなく40、50代世代の人こそ、始めておくべきことといえるでしょう。

生前整理を行うにあたって

実際に生前整理を行うときの手順について見ていきましょう。

1.「もの」の整理!! まずは片付けがしやすい「もの」から整理していくといいでしょう。

死後整理という観点で処分に困るものとして、その人の想いがこもっているもの、例えばアルバムや写真、書籍・ビデオ・CD・DVD、趣味のもの、日記や手帳、衣類やカバン、食器類、などがあります。

それぞれを、次のように分けると五つに分類されます。

(1)現在使っているもの ⇒ 原則として死後は処分

(2)手元に置いておきたいもの ⇒ 原則として死後は処分

(3)誰かに残したいもの・価値があるもの ⇒ 譲るまたは売却

(4)すぐには決められないもの ⇒ 原則として死後は処分

(5)使っていないもの ⇒ すぐに処分

このように分けていくことで、今の生活とこれからの生活に必要な物がわかります。

 

①残す ②譲るor売る ③捨てる この3つ

 

 

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(5)は順次処分しましょう。家の中をすっきりさせることで、生前整理のメリットを感じられるようになります。

(4)は箱などに入れて保管します。随時見直して処分することが大切です。

(3)については、譲る売るのは「今」なのか「自分の死後」なのか、考えてみましょう。そして(1)(2)のうち、自分の死後に誰かに譲りたいものは、そのことを伝えておきましょう。

ものを片付ける中で、過去のこと未来のこと、そして現在の自分について考えます。

そういった想いや伝えたいことをエンディングノートなどに書くことにより、自分の想いをまとめることができます。

亡くなった後にはその人の考えていることが全くわからなくなるので、このようにものを仕分けして、自分の考えを家族等に伝えておくだけでも、家族や相続人の負担は減ります。

処分するかどうか、迷うことが少なくなるからです。

人の寿命は予想することができません。高齢者だけでなく、40代50代の現役世代の方にも、生前整理を行う上では、遺された家族等の負担を減らすことを心掛けていただきたいと思います。

 

 

 

現代の生前整理の課題

ここ数年の相続、遺品整理で問題になっていることの1つに、「デジタル遺品」の処分があります。

デジタル遺品とは、パソコンやスマートフォンなどのデジタル機器と、デジタル機器内やインターネット上に保存されている情報やデータ、そしてプロバイダ・SNS・会員サイト・購入サイトの契約などです。

中でも注意すべきは、個人情報などのデータと有料サイトです

データは消したつもりでも簡単に復元できることもあり、悪用されないよう完全に消去するには機器そのものを破壊したり、専門のお店などに消去してもらいましょう。

また、SNS等の解約には故人のIDやパスワードが必要なこともあります。 デジタル関係の生前整理としては、まず、所有しているデジタル機器や契約等を一覧にまとめておくといいでしょう。

・使っていない契約は生前のうちにできるだけ解約しておきます。

・重要な情報やデータがあるデジタル機器やサイトについては、確実に処分されるよう家族などに依頼しておくことが大切です。

・写真や動画は、たくさんあってもデータとして保存していれば場所も取らないのでHDDなどにまとめておきましょう

 

IDやパスワードを託すときには、手書きでは間違えたり判別できなかったりすることもあります。できれば、パソコン等で入力したものを残しておくといいでしょう。

IDやパスワード情報は、生前は他人に知られない場所に保管し、死後には処分する人に伝わるようにしておくことが大切です。信頼できる人に託す、貸金庫などに保管しておく、専門の業者に委託するなどの方法が考えられます。

有料サイトは毎月の引き落としができなければ自動で解約になるところもありますが、中には引き落としができなかった分を、数ヶ月分または年単位で一括請求してくるところもあるので、必ずどこのサイトに登録してあるか一覧にして残しておきましょう。

 

 

 

高齢者施設等への入居に伴う生前整理

この場合は、必要なものは最小限に減らさないといけません。

これからの生活で実際に使うものや、どうしても手元に置いておきたいものだけを選ぶ作業が必要です。

そうは言っても、長年の暮らしで持ってきた物を急にすべて処分するのは寂しいものです。

「好きなものに囲まれて暮らしたい」という気持ちを尊重することも大切です。

使っていないから、不要だからと何もかも処分させるというのは、その人のためになりません。 そういう時には、持っていけないもので処分したくないものは、子供に託したり、トランクルームやレンタル倉庫などに保管しておくという選択肢もあります。

たとえ、現実的には二度と見ることや使うことがないものでも、いざというときには取り戻せるという安心感につながります。

 

 

まとめ

 

生前整理で気をつけること

大前提都して死後はほとんどの物を処分することになる

 

①家族に残したい大切なものだけを残そう

②有料サイトは生前に解約するのが望ましいが死後に必ず解約できるようにIDパスは残しておく

③施設へは必要最低限の物しか持っていかない

④負債は残さないように!!

 

 

 

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