エンディングノート
もしもの時のために、自分の意思を伝える大切なノート
今回の記事はとても簡単にまとまっているのでサクッと読めちゃいますが、終活をする中でとても大事なことなのでしっかりと読んでください。
※ エンディングノートには法的拘束力はなく、記入する内容にも決まりはありません。
ノートに記入する内容例
- 病気になった時の延命措置を望むかどうか
- 介護が必要になった際に希望すること
- 財産、貴重品に関すること
- 葬儀に関する希望
- 相続に対して望むこと
- 自分史
などを書いていきます。
エンディングノートの書き方
最初に書き方を間違えたり迷ったりすると、ノートを書くことが難しくなったり面倒くさくなります。
- 書けるところから好きなように書く
- 全てを書く必要はない
- 一通り全てのページを見る
- エンディングノートの保管場所を家族に伝えておく
最初はこのように軽く取り掛かってみましょう。
法的な拘束力もないですし、単に自身の希望することを書いたり、不安を一つずつ解消していくために書いていくためなので、少しずつでも大丈夫です!!
途中で投げ出さないコツ
エンディングノートを全て書く人の割合がどれぐらいかご存知ですか?
実は、ほとんどの方が最後まで書けていないんで。
でも大丈夫!!エンディングノートは先ほど書いたように、法的拘束力もなく自身の意思を伝えるためのものとして使って下さい。
①自分には書くことがないと思い込んでいる
自分の意思などを伝える意味合いよりも、残された家族が悔いなくあなたのことを見送れるようにと考えてみると、書き残すことが思い当たってきます。
②何から書いていいのかわからなず諦めてしまう
前もって書くことが決まっている人や専門家じゃない限り、順序よく書いていくことは難しいです。
③書くような年齢ではない
自分の死を考えたくない、まだまだ生きるから大丈夫と【死】を遠ざけてしまっている人に多く起きている問題です。死ぬためのノートではないんです!より良く生きるためのノートなんです!
エンディングノートの本来の意味を理解してもらう事からしましょう。
④気になったところや、簡単なところから書き出す
義務ではないので、少しづつでいいんです、書けるところからやってみましょう。
⑤書き直すところも出てくるので大体でいい。
生きていれば状況は変わります。ですので最初からしっかりと書こうとしなくて大丈夫です。
⑥書いたことを家族に伝える
せっかく書いたのに、家族が保管場所を知らなくてエンディングノートを探せず故人の意見を尊重できなかったケースもありますので、保管場所や書いた内容は普段から伝えてみましょう。
最後に実体験に基づくアドバイスをさせて頂きます。
エンディングノートは自分の意思を伝えるためのノートですが、それ以上にもっと大切な意味合いがあります。
ノートは、残された家族の生きる道標にもなりますです。
亡くなった方の想いを知ることは、どんな事をしてもできません。
あの時聞いておけば、あの時ああしてれば、いくら想っても無理なんですよ、、、、残された側はずっと残されたままなんです。
そこから自力で這い上がることの難しさを知っているからこそ、エンディングノートの大切さを伝えたい。
皆さんにとって大切な家族が、絶望の淵で悲しみに暮れる事なく生きていくためにもエンディングノートは必要になってきます。